マスクの夢は、コロナ以降、急激にみる人の増えた夢です。
マスクが日常の一部になりましたからね。少し前まで、そんなものなくても外に出られたのに・・・もうそんなのも忘れてしまうくらい昔のことのようです。
マスクの夢は、人間関係で間に入る盾の夢です。マスクは感情を隠すこともでき、相手との距離をとるのにも便利な道具です。夢の中で誰かと話す時にマスクをしていたなら、その相手に本音を知られたくない、またはわかってほしいけど話すことができない感情を持っていることを意味します。
好きな人がマスクをしている夢
好きな人がマスクをしている夢は、好きな人との距離が遠いことを気にしている夢です。
もっとライトにいうと「今より仲良くなりたい」という願望のあらわれた夢です。あなたの思い描く距離感に対して「遠い」と感じているので、これは付き合っている相手に対して将来的に結婚したいと思っている時にもみることがあります。
この夢をみたとき、相手と話しができる関係であれば一緒の時間を過ごせるように話す時間を作りましょう。
この時、距離感を詰める話題としておススメなのは「子どもの頃の話しを聞くこと」です。どんな風に過ごしていたか、どんな子どもだったかの話しは2人の間の特別感を作ってくれます。
マスクを忘れる夢
マスクを忘れる夢は、過去に戻りたい気持ちの表れです。
個人的な後悔というよりも、社会的な仕組みや環境に対しての不満の表れが強い夢です。気軽に外食や旅行、人と集まることができたなど、理由は様々ありますが「昔はこうじゃなかったのにな」と、思い出す地点があります。
今、イヤだと感じることがあれば、嫌なままで大丈夫です。全部受け入れることはありません。
ただ、環境や人間関係は個人の力で変えるのが難しいですよね。新しいカタチにどのように対応していくかはだいじだと思うのです。「なじむ」「合わせる」という意味じゃなくて、その中で楽に生きていくにはどうしたらいいか、もしくはその場から離れる準備を始めるのもよいでしょう。
周りに合わせる生き方ではなく、あなたの生き方、考え方を大切にするべき。その(本来であれば)当たり前なことをどのくらい『当たり前』と落とし込めているか、もっと言えばやりたいことをやれる環境にいるか、考えてみる良いタイミングです。
夢の中の正直な気持ち、心の奥底では周りに合わせることへの辟易した気持ちが表にでたがっているようですよ。
マスクをもらう夢
マスクをもらう夢は、多数派でいたい気持ちのあらわれです。
さらに『誰かに手をひいてもらいたい』『助けてもらいたい』気持ちもありそう。今、何か困っていることがあるのではないでしょうか。
でも誰にも「迷惑がかからないように」という意識から周りに助けを求められないでいると、余計に不安が高まります。
今、あなたのことを心配し助けてくれる人がいることを教えている夢でもあるので、辛い時は周りに相談するなど頼りましょう。
マスクを作る夢
マスクを作る夢は、自分の力で困難を切り開くことができる夢です。しかもちょっと自分好みにアレンジできるという余裕があります。
マスクをもらう夢では他人の手を借りるのに対し、マスクを作る夢は自分でどうにか打開しようとしている力のある夢です。
トラブルが起きた時にどうしたらいいのかを自分で判断し、どうにかできる力も備わっています。トラブルが起きても小さなまま解決できそう。
あなたの中に答えがあるはずなので、あとはその考えに素直に従いましょう。
マスクが汚れる夢
マスクが汚れる夢は、人との関係が思っているものと違うと感じているようです。
また、マスクは口元を隠すものなので、誰かの嘘や悪口などの言葉に傷ついているかもしれません。
今はあなたを傷つける相手や苦手な人とは関わらなくてもいいので、距離をとることで守るようにするのも大事なことです。他人との距離って、究極離れようとすれば誰とだって離れることができるのですよ。それがどんな相手でどんな関係性であったとしてもです。だからやだなと思ったら、離れたらいいです。離れた方がうまくいく関係だってあるしね。
ただ自分とだけは一生付き合っていくもの。1番だいじにするべきなのは「自分」です。ここを間違えて苦しくなることのないように、自分のことはしっかり守ってくださいね。
マスクを外す夢
マスクを外す夢は、人との距離を縮めたい気持ちの表れです。
夢の中で出てきた人がいるのであれば、お近づきになりたいと相手に対して思っているのかもしれません。そうでなければ、その相手が誰かとの仲をとりもってくれるかも。あなたの『ラッキーパーソン』です。
また、そうではなく他人との距離やコミュニケーションの仕方が変わってしまって全体的に寂しさを感じている方もいるでしょう。目に見えないところでそれぞれにストレスがかかっているのだと思います。
そんな時、あなたはあなたに優しく誰よりも味方でいてくださいね。温かいものを飲むとか、お気に入りの入浴剤を見つけておくとか「温める」ものに注目して体の内側から幸せを感じられるものを常備しておきましょう。