修学旅行の夢は、総じて「自分の力で進む」ことがだいじ。
受け身で、何も考えなくてもついていけば旅行や観光ができちゃうのが修学旅行。「何もしなくても、気付けば済んでいる」そういう状況が願望として夢にあらわれているのです。
一時的なものであれば、そういう時期。と割り切るのもいいかもしれませんが、誰かに自分の行く道を任せたいところがあるなぁと思ったら目の前のことを1つ1つ自分がどう感じているかを確認して、その気持ちに沿った行動をしてください。
学校の修学旅行の夢
学校の修学旅行の夢は、誰かに引っ張ってもらいたい夢です。
修学旅行って、小学校で1回、中学校で1回、高校で1回・・と、一生のうちに何度かしか行けるチャンスはありません。また元々ほとんどの人を知っている大人数での旅行というのもかなり特殊な体験です。
大人になってからは自分で決めて、決めたことをして・・がんばっててもみんなやってる、当たり前だと言われる。失敗したら責められ責任をとらされる。そういう時間の中を生きていくことになります。「次はこちらで~す」と引率してくれる人がいる『楽さ』は大人になってからの方がわかったりするかもしれません。ただそれは「自由」でもあります。
「自由」について、ちょっと詳しく書いたので最後まで読んでみてくださいね。
小学校の修学旅行の夢
小学校の修学旅行の夢は、制約がある中での守られた自由という意味があります。
学校の修学旅行の夢の中でも「純粋さ」が際立っている夢です。息苦しさは多少感じながらも、誰かに守られるのが居心地が良いのです。
問題が起きた時、目を背けて時間が過ぎるのを待つのも1つの方法ではあります。が、その場所から抜け出したいのであれば、まずはしっかり向き合うことが大切です。
高校の修学旅行の夢
高校の修学旅行の夢は、割りと自分でしないといけないんだろうなぁとわかっている、大きな気付きの近くにある夢です。
「自分でしないといけない」については、もう本当にその通りで。誰のためかというと自分のために他なりません。誰かがやってくれるのを願っているだけだとどこかでつらくなっていきます。その理由は他人任せの人生を選ぶことになっているからです。
自分で動かす力が不足していると「どうしてやってくれないんだろう」という不満になります。それよりも少しだけ肩の力をぬいて自分の力を信じ、自分で動かすこと。大丈夫、気付けたらあとはうまくいくだけです。
修学旅行の新幹線の夢
新幹線に乗る夢は制約がある中での守られた自由という意味があります。
そうなんです。あなたには明確な人生の目標があるはず。
ゴールへの到着をものすごく急いでいて早く着いてほしいと焦っているのに、レールに沿って走る乗り物に乗っている。他人がその人の予定どおり、都合どおり、自由に走る上にのったのに「早くつかないかな」「明日まで着かないと困るんだけど」って誰もあなた中心に動いているわけではないのに不満が積もってしまう悪循環。
それをおかしいと気付かずにそう言えてしまうのは、あなたの人生なのにどこか他人事の部分があるからではないでしょうか。あなた自身のことにもっと一生懸命になってください。楽しくなりますよ☻
自由について
自由は「自らを由(理由・根拠)とする」という仏教用語からきているそうです。
自分がそう思う⇒責任をとる必要がある。どうして自由にいられないか。というと自由でいることを認めない社会の中があるからですね。
自由に行動した結果、思った通りの結果が出ないことに対して 「だからそれじゃあうまくいかない」と言われることも多々あると思います。でもそれも「本物の自由」の前では「自分でそう思って行動したのだから、その結果も受け入れる」になります。さらに「さて、次はどうするかな」と、失敗しただけで立ち止まらないでいられるのです。
自由を軸に考えると、かろやかに次に進むことができます。「自由な私」をイメージしてみてください。何もしないでルールを盾に文句だけ言ってくる誰かに何か言われたって気にならないでしょう。他人軸や他人の考えを、自分の考えをなくしてまで受け容れた先に「失敗で終わる」があるのだと思います。
「自由」は「自分らしく」生きること。一生が終わる時、自分のために生きたと思えるか、そうしたかったと思うのかは大きな違いだと思うのです。お互いに生ききったと思える生き方をしたいですね☻